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ほんもの総合研究所  かえる印のナチュラルかとり線香
[商品No:2557]   販売価格923円
 
(本商品は最大で20日後の入荷となります)
  • 『むかしに帰る 自然に還える 暮らしを変える』 
  • 明治時代から昭和30年代までかとり線香の主原料として用いられた天然除虫菊を有効成分とした天然素材100%のけむりの優しい線香です。
  • 美しく花開く白菊が感じられる懐かしい香りです。
  • 無添加・無農薬・無化学成分・無着色の安全かとり線香です。
  • 除虫菊の原産地は、旧ユーゴスラビアのダルマチア地方といわれ、日本では明治時代より和歌山県有田市(ありだ)周辺で栽培が開始されかとり線香や害虫忌避、天然農薬の材料として広く庶民の生活に根づいていました。しかし戦後の高度経済成長のさなか、合成殺虫剤が開発されてからというもの、除虫菊は忘れ去られ、日本ではその美しい花を見ることが出来なくなりました。 時代は流れ平成の世、今度は中国の秘境・雲南省で除虫菊の栽培が復活しました。そして今、合成殺虫成分を含まない昔ながらのかとり線香をお届けすることが出来るようになりました。きっとかえる君は除虫菊の歴史と智慧をひっさげて、日本と世界の各地で活躍して除虫菊の新世紀を拓いてくれるでしょう。
  • 使用後には速やかに環境中などで分解されることが知られている除虫菊は、お線香だけではなく、農業用途などの幅広い害虫防除用途としての利用が期待される天然植物資源の一つです。国際的にも、除虫菊は厳格な国際的評議機構の一つに数えられる国際有機農業連盟(IFOAM)においても有機農業資材として認められています。日本では忘れられた存在の除虫菊なのですが、化学合成農薬が健康や環境に与える影響が指摘されている今、この除虫菊を使った製品はどんどん見直されていってほしいものです。
  • 現在市場に出回る多くのかとり線香は化学物質を原料としていますが、それより以前は除虫菊という植物を主原料として生産されていました。 除虫菊は旧ユーゴスラビアのダルマチア地方が原産地です。自生している菊の花が咲き終わる頃、花の部分に昆虫が死んで付着しているのを見た人々が、「中になにか秘密があるに違いない」と分析・研究を続けた結果発見されたのが、除虫効果のあるピレトリンという成分でした。除虫菊栽培は以後ダルマチア地方からアメリカに渡ります。そして、除虫菊の苗と有田みかんの苗木を交換する形でカリフォルニア地方から和歌山有田地方に入ってきたのが除虫菊日本伝承の由来なのです。その後有田地方では、みかんの木の間で除虫菊の栽培が始まり、その花を摘み取って乾燥させ粉にしたものが「ノミ取り粉」として商品化されました。かとり線香ができるまでは、火鉢の中に「ノミ取り粉」を投げ入れて部屋に拡散させる方法をとっていましたが、それでは効果が数分しか持続しません。そこで開発されたのが、ノミ取り粉に「つなぎ」となる物質を混ぜ合わせて棒状に固めたお線香です。棒状の線香はあまり長いと途中で折れてしまうため、40〜45分程度の持続性のあるものが定番となりました。芸者さんを呼ぶときの料金を「芸者の線香代」ということがありますが、これはすなわち、時間を計るのに線香を使ったからなのです。そして芸者さん同士の間では「今日は5本稼いだわ。」などと使われるわけです。そして、棒状のものよりもさらに長持ちさせようと考え出されたのが現在の丸いコイル型の線香です。ただし初期のコイル状線香は現在のような打ち抜き製法ではなく、長さが120〜140cmの2本を合わせてクルクルと円形に巻く手法で成形をしていました。このように主に有田地方を生産地とする除虫菊のかとり線香は国内でも広く使用されるようになり、除虫菊の生産地は瀬戸内や北海道にも拡大、さらに除虫菊の粉の海外輸出なども盛んにったのですが、1941年太平洋戦争勃発を境に国内のすべての除虫菊は食用に切り替えられ、除虫菊やかとり線香の輸出も禁止されてしまいました。
  • 戦後になり、国内での除虫菊栽培は北海道を中心に再スタートしたものの、収穫が天候に左右されやすい除虫菊の栽培よりも他の安定した農作物に転作する農家が増えたため国内の除虫菊生産は激減してしまいました。これを問題視した国内薬品メーカーが地元大学と共同で研究を進め、ピレトリンと同じ効果を持つ合成物質ピレスロイドの開発に成功、まずはかとり線香用として商品化されました。その後も研究は進み、現在では液体用など用途別に多数のピレスロイドが開発されています。合成ピレスロイドを使用したかとり線香は熱に強く拡散しやすいため、効果的であるとされ、その後ピレトリンに完全に置き換わる形で市場を占有するようになりました。
  • かたや、除虫菊から採取したピレトリンは、即効性があり、残留効果が低く人体に無害であるとして、現在欧米では主に食肉の輸送時に使用する防虫剤として認可されています。5年程前に上海政府が中国内陸部の農家の収入を安定させるため、除虫菊の生産を奨励・援助するようになり、その後中国産の除虫菊が安定して供給されるようになりました。そういった経緯もあり、数年前から、国内でもふたたび天然素材である除虫菊を見直そうとする動きがでてきています。
内容量30巻
有効成分除虫菊末(ピレストリン)

 
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